先日、当コミュニティに講演依頼をいただきました、新潟県の「リスクマネジメント研修会」の様子を新潟日報12/24朝刊に掲載いただきました。
こちらは新潟県内で学校行事などで子供達を受け入れる観光事業者やホームステイ先向けに開催されているもので、近年の食物アレルギーへの関心の高まりから、講演依頼をいただいたものです。
主に下記のような内容について、管理人自らの経験も踏まえてお話をさせていただきました。 ・目に見えないものが相手なので完璧はない。万が一にも備える ・症状にあったアレルギー対応が必要 ・加工品の原材料のチェックは怠らない 講演後には参加者より「アレルギーがある子供さんの保護者には、どこまで突っ込んで聞いていいものか?失礼に当たらないか?」との質問をいただき、「健康に関わることなので、遠慮はせずに詳細まで確認いただければ、送り出す保護者の方も少し気が楽になるはず」と、コミュニケーションはしっかりとってもらうようアドバイスをさせていただきました。
他方で、大人数を受け入れている宿泊施設さんでは個別対応は難しいとご意見いただきました。
受入側でそう判断されるのであれば、中途半端にアレルギー対応をするよりは断った方が安全です。 そのような場合でも、しっかりとコミュニケーションを取れれば、保護者の方も納得できると思いますし、お話の中からこんな対応ならできるという代替案も出てくるかもしれません。 食物アレルギーは原因物質も症状も人それぞれですので、そのリスクも対処方法も千差万別です。これ!というオールマイティな方法はありませんが、経験談をお話しすることで少しでも理解が広がれば、総合的なリスクは減ってくると思います。
写真の2枚目は別の日の投書欄「窓」に掲載されていた小学生の文章です。少しづつですが、理解は進んできているのですね。読んでいて嬉しくなりました。
微力ではありますが、できる活動を少しづつやっていければと考えています。
この度はお声がけいただきありがとうございました。
にいがたテーブル管理人 若山
Comments